After War


戦中・戦後の脳内設定デス。
今後のアニメの展開を噂、古い噂を元に
勝手に模造してます。
不快だと思われる方はお引き換えしを。




スティング・オークレー
 対デストロイ戦の後、ネオと共にミネルバに転がり込む。

 当初シンをアウルの敵として憎むが、共に戦ううち、情が芽生え、

 半ばアウルの替わりとして面倒をみるようになる。

 彼が面倒見がいいのは、そうでないと自分の存在意義が

 見いだせなかったため。

 守る対象を失うことは彼のブロックワードである、「消滅」につながる。

 中盤からアームズグレイブ及び核エンジンを装備したカオスに搭乗。

 ミネルバを降りたレイの穴を埋めた。

 最終戦直前ミネルバと共にAAに合流してアウルとステラと再会する。

 退役後は喫茶店のマスターを務める。

 得意料理はアメリカの家庭料理だが、和洋中華と

 レパトリーは広い。

 最近では健康食と言って和食を研究中。彼の煎れるコーヒーはとにかく絶品。

 コーヒーのサイフォンセットはマリューからバルトフェルドの形見を

 譲り受けたもの。

 なにかとべたべたするアウステが悩みの種。

 彼女募集中。


アウル・ニーダ  
 種割れシンとの戦いで奇跡的に命を取り留め、オーブに保護されるが、

 記憶を失い、幼児退行を引き起こす。その後オーブに一時帰国したカガリの

 庇護の元かくまわれ、彼女を「母さん」と思い込み、彼女を慕うあまり、

 彼女がAAに戻った際、共についてきてしまう。そこでステラと再会。

 ステラに守られながら数々の戦いを目の当たりにし、ついに記憶を取り戻す。

 その際彼女を『大切な存在』として今度は彼女を守ることを誓う。

 キラが行方不明となった後はステラと共にAAの二本柱となり、フリーダムの

 パイロットを務め、数々の戦いや人とのふれあいを得て、相手を思いやることを学ぶ。

 洗脳されてデストロイのパイロットとなった対キラ戦ではステラやスティング、

 そしてシン達と共に戦ったが、その際フリーダムは大破。

 ミネルバ合流後、スティングと再会し、ステラと共に無事を喜びあった。

 最終決戦はクラッシュアーマー及び核エンジン装備の新生アビスで参加した。

 退役後は喫茶店でウェイターを務め、お菓子作りを担当する。

 ステラとは恋人同士で、彼女にベタ惚れ。

 記憶が戻ってもなお、カガリを「母さん」と呼んでしまうようで、ステラを怒らせている。

 カガリを敵視し、自分を落としたシンとは当然犬猿の仲である。

ステラ・ルーシェ
 実はラスティ・マッケンジーの生き別れの妹。シンの中におぼろげな兄の面影を

 重ね、慕う。シンによって解放後、連合に戻ったがアウルの死を聞き、

 復讐を誓う。解放の際、ガイアをミネルバに奪われたままだっため、

 今度はデストロイのテストパイロットに選出されてしまう。精神を乗っ取られ、

 都市を破壊し尽くしたが、シンとキラの連携によってデストロイは大破。解放される。

 その際、AAに偶然保護されるたが、代わりにキラが敵の手に落ちたため、

 カガリがオーブに戻るとストライクルージュのパイロットしてAAと共に戦った。

 そしてカガリが戻ってきた際、死んだはずのアウルと再会。だが彼が自分のことを

 覚えておらず、幼児退行を引き起こしているのを知り、愕然とする。その際

 彼を二度と失うまい、と守ることを固く決意する。そしてアウルが記憶のない間は

 キラ不在の修理されたフリーダムのパイロットを務めた。

 アウルが記憶を取り戻し、告白を受けると彼を意識するようになる。

 最終決戦直前にアウルからの再度の告白を受け入れ、結ばれる。そして

 最終決戦はアサルトアックス装備・核エンジン搭載のガイアに搭乗した。

 退役後、喫茶店のウェイトレスを勤める。自家菜園を造り、ハーブを育て、

 ハーブのお茶やポプリ・アロマグッズ造りが趣味となった。

 アウルを守るのが自分と捉えているので彼がカガリを慕うのがおもしろくないらしく

 彼女を良く思っていない。

 アウルと同じ目と髪の子供が欲しいと言っては彼をいつもドキマギさせている。

キラ・ヤマト  
 AAのエースパイロット。最強のコーディネーター。

 先の大戦でフレイを目の前で失い、以降「失う」ことを極端に恐れるようになる。

 そのため、ラクス暗殺事件後未遂後、戦争を停めるべく、AAと共に

 フリーダムで旅立った。そして戦闘に介入しては戦闘をやめさせようとていたが、

 その思惑とは裏腹にその行為は逆に戦火を拡大させていった。
 
 ステラ搭乗の対デストロイ戦ではシンのデスティニーと共闘し、フリーダムを

 大破させながらも 破壊することに成功するが、パイロットをステラと知り、逆上した

 シンによって落とされてしまう。オーブに保護され、かろうじて一命を取り留めるが、

 彼の存在を厄介視したユウナによって連合に引き渡される。連合によって記憶を

 操作された彼はデストロイのパイロットとしてシン達ミネルバとAAの前を阻むが、

 彼らの必死の攻防、ラクスの歌声と死んだフレイの魂の呼びかけによって

 自我を取り戻す。AAに復帰後はラクスによってもたらされたストライクフリーダムに

 搭乗し、戦争は根元を叩かなければ悲劇は続くと悟り、ロゴスや
 
 議長率いるザフトと戦った。戦いが終結後はオーブに戻り、ラクスと共に孤児院に

 その身を寄せた。3話以降はふぁんたむぺいんの常連客の一人となり、彼女に

 一言伝えるべく、フレイを待ち続ける。

 
シン・アスカ  
 元オーブ国民。先の大戦で両親と妹を失い、プラントに渡る。「弱かった」故に
 
 失ったと思い込み、ひたすら力を求めていった。カガリとアスハ家を憎悪し、

 武器を向け、また自分の行く手を阻む「敵」は容赦なく殺していった。だが、
 
 妹の面影を見たステラとの出会い、そして彼女を解放後再会した際、
 
 アウルを撃墜した(殺した)ことをステラに糾弾され、敵も「人間」だと言うことを

 認識し始める。対デストロイ戦でディステニーに搭乗。キラと共闘し、倒すものの、

 ステラを殺してしまったと思い込み、逆上して傷付いていたキラを落としてしまう。

 ステラを失い、狂戦士じみた戦いぶりに次第に周囲から敬遠されていき、彼は

 レイ、ヨウラン、ヴィーノ、ルナが心の拠り所だった。だがフェィス権限でタリアが

 独自の行動を取ったさい、促されるままレイ、ヴィーノ、ヨウランがミネルバを

 降りてしまうと、精神的に追いつめられてしまう。

 その時ネオと共に転がり込んできたスティング、そして残ったルナに救いを求めた。

 AAと合流した際ステラと再会し、無事を喜び、命の尊さを知る。後に彼はキラの

 次世代に当たるスーパーコーディネーターだが、失敗作だと言うことが

 判明し、再びショックを受けるが、ルナの献身的な介護とスティングらの

 思いやりに救われる。そのときルナを女性と意識し、告白し、軽くあしらわれてしまうが、

 彼はめげずに最終決戦直前に条件付きで彼氏の座を手にした。

 カガリとは一応和解はしたが、彼女を受け入れられず、結局オーブではなく

 プラントに戻った。アウルとは至極仲が悪い。


 
カガリ・ユラ・アスハ
 キラの双子の姉。後にアスハを捨てカガリ・ユラとなる。AAやフリーダムをなんと

 自分のポケットマネーで修理した強者。結婚式から連れてこられた後、

 AAの艦に乗っていたが、
 
 何も出来ない自分に出来ることはないかと、一度オーブに戻る。その際
 
 記憶を失い、療養中のアウルと出会う。幼児逆行を起こし、強化された副作用に苦しむ
 
 彼にオーブの最新医療技術を施し、擁護した。さらにこのデータを元にAAや

 ミネルバに強化人間の処置方法を伝えた。自分と年の変わらない少年に母と慕われ、
 
 困惑するが、昔の自分を重ね合わせ、オーブ在中は母親として彼に接した。
 
 AA合流する際、おいていこうとするも強引について行かれてしまう。
 
 記憶が戻った後もなお彼を息子のように扱ってしまい、彼女を母と慕うアウルをめぐって

 ステラにいい顔をされていない。ふぁんたむぺいん開店のための口沿いをして、

 中古も家具をそろえるのを手助けした。

 アスランとはAAとミネルバ合流後、和解。終戦後結婚した。

 現在カガリ・ユラ・ザラである。

レイ・ザ・バレル
 受領したレジエンドと共にミネルバを降りた後、プラントで議長によりフェイスに任命され、ミネルバ追撃命令を受ける。ともどいながらも指揮を取り、新艦ヴィクトリアでヨウランやメイリンたちと共に追撃に出た。その途中ストライクフリーダムととも復活を遂げたキラとAAと遭遇、交戦となり、キラにラウのクローンである事を明かすが、逆に彼に自分は自分だと諭される。

 生まれたからには命の価値は同じ。

 その言葉は自分を悲劇の産物と考え、二度とその存在を生み出させないために戦ってきた彼の心に迷いが生じる。自分の信念に疑問を持った迷いのため戦えなくなった彼は戦線を離脱。ミネルバを捕捉した際は議長の命令だと自分の迷いを押してシンのデスティニーと一騎打ちをするが、戦う力がほとんど残っていなかった彼は敗北してしまう。

 その後、自分の殻に閉じこもって戦う事を放棄するが、メイリンの真摯な想い、そしてシンやルナマリアの本心にふれ、徐々に心を開いて行き、同じ「生み出されたもの」であるスティングやアウル、試験管より生まれたとされるステラとの出会いで彼はついに自分の出生をふっきり、レイとして生きる事を決意。人の生きる道は挫折や痛み、経験を通して自分で見つけてこそ、成長があり、生きる意味があるのだと知った彼は議長を止めようとミネルバの味方となる。

 最終決戦の際、連合側と交戦となるが、スティングたち元連合側から援護を受け、メサイアへと向かう。先に議長の元へと到着していたキラと膠着状態になっていた二人の間に割って入り、議長を説得しようとしたが、聞き入れてもらえなかったため、運命を共にしようと銃を向ける。

 だが先に議長を貫いた弾丸はタリアのものだった。

 そしてレイはタリアの胸に抱かれたデュランダルから優秀でいなければならない事を強いられ、そのつもりで生きていたはずが、愛する女性に子供を与える事の出来なかった自分に初めて挫折と絶望を味わい、デスティニー・プランへと至った経緯を知る。それならばはじめから運命を与えられていればそんな想いをする事もなく、平穏に満ちた世界を作れると信じた、というデュランダルの告白にレイはタリアと彼と共に運命を共にしようとしたが、タリアの制止にメイリンや仲間を思い出し、デュランダルの生きろという言葉を背にキラに手を引かれ、涙ながらその場をあとにする。

 戦後はオーブ基地に在駐し、優秀な軍人として活躍する傍ら、メイリンと交際を始め公私ともども彼女に引っ張りまわされる日々を送る。

 のちにルナマリアやシンと共にナチュラル・プラント間親善教官として活躍する。


アスラン・ザラ
 クレタ戦でキラに機体をバラバラにされ、何も出来ない状態にあったが、その時期から徐々に議長の考えに疑問を持つようになっていたのを運悪く議長に感づかれ、不要とされた彼はザフト軍の暗殺集団から襲撃を浮ける。
 事前にミーアの密告からかろうじて退けたものの議長への不信が決定的となり、脱走を考えた矢先、タリアの独自行動を知り、共に行動する事を決意する。その際に自分を救ってくれたミーアを案じ、彼女も連れ出そうと決意、議長の元にとどまるという彼女を誘拐するように連れ出した。

 専用機を失い、しばらくは量産機で戦いはしたものの、ステラのデストロイ戦ではスティングのカオスと善戦、紙一重で撃破するが、自身の機体も大破してしまい、入れ替わるようにAAに収容される。

 そこでキラの行方不明を知り、何も出来なかった自分に責任を感じた彼はAAにとどまる事を決意。パイロットして活躍するが、カガリとの和解のきっかけはつかめないまま、彼女に懐いてまとわりつくアウルと角を付き合わせる日々を送る。ステラが昏睡状態から回復した後は彼女と共にいる事が多くなったアウルにほくそ笑んでいたところ、和解する前にカガリがオーブに戻っていなくなってしまい、落ち込んだが、次第に激化して行く戦争をまえにカガリと仲間を守ろうとその決意を新たにする。

 戦争を終わらせるべく、ラクスと共に宇宙へとあがり、インフィニティ・ジャステスを受領するが、地上へと戻る際、目の前でバルトフエルドを死なせてしまう。自分の責任を再度自覚した彼は議長に不信を持つミネルバと再び連絡を取るが、当然のごとくはねつけられる。それでも粘り強く連絡を取り続けているうちにキラのデストロイと遭遇。シンのデスティーニーやアウル、ステラ、スティングと共に交戦。苦戦したものの、ラクスの歌声によって動きの鈍ったデストロイの動力源を破壊する事に成功、キラを救い出す。

 最終決戦直後、連合とザフトに攻撃を受け、孤立無援状態となっていたミネルバの元へキラと駆けつけ、彼らの窮地を救い、ミネルバと和解し、宇宙に上がる直前、カガリと再会。別れ間際に結婚の約束をした。

 戦後は約束どおり、彼女と結婚、副官兼ボディガートとなる。
 政務の関係上、しばらくは別姓。
 ユウナとは敬遠の仲ではあるはずが、何かと行動を共にする事が多く、知らず知らずのうちに仲がよくなっている模様。だが、彼をハゲ呼ばわりし、目の敵にしてくるアウルとは至極仲が悪い。


ルナマリア・ホーク
 
 シンがデスティニー搭乗後はインパルスを受け継ぎ、戦場を駆け巡った女性パイロット。射撃は苦手ではあったが、ソードインパルスガンダムに搭乗してからは水を得た魚のような活躍を見せた。
 病的なくらいにステラを気遣うシンに疑問をもっていたが、その行動は妹を失ったトラウマからのものだと知ると同じ兄弟を持つものとしてシンを気にするようになる。対デストロイ戦のあと、ステラを殺した、と思い込んで自分を責めるシンを受け止め、献身的に介護した。

 それをきっかけにアスランはどうしたと、詰め寄る妹が常々自分に対抗意識を持っていた事を知り、そのまま妹が艦を降りてしまった事にショックを受け、ふさぎこむが、立ち直れないまま狂戦士と化して行くシンの存在に落ち込んでいられないと自分を奮い立たせる。

 その間も死んだと思っていたアスランからミネルバが連絡受けるたびに心は揺れたが、ミネルバよりAAを優先する彼に冷めて行く自分も感じ、自分の思いは「英雄アスラン」へのただの憧れに過ぎなかった事を悟る。同時にシンへの想いも加速して行く。

 そしてミネルバに転がり込んできたスティングの介護も引き受けるうちに、強化人間の苦悩や痛みを見て彼らも人間である事を知り、それまで嫌悪でしかなかった彼らの認識を改めさせられた。そのスティングにフォローを受け、彼女はようやくシンを立ち直らせるが、それは同時に彼女の試練の始まりだった。ミネルバ追撃のメイを受けたレイと共にメイリンもいる事を知り、一時戦意喪失状態におちいるが、今度はシンとスティングに引っ張り上げられるような形で自分を取り戻す。

 AAと合流後はスティングを通してアウルやステラと知り合い、今まで紅である事から本当の友人に恵まれなかった彼女はステラという親友を得る。最終決戦ではシンから告白を受けたが、照れくささから条件つきで承諾。戦闘ではメイリンと見事な連携を見せ、ザフト軍を圧倒した。

 戦後はナチュラル・コーディネーター宥和政策の先駆者の一人としてミラノにて教官として活躍中。休み毎には帰ってくるまめさを見せる。
 


ラクス・クライン
 キラが行方不明になったあと、責任を感じてふさぎこんでいたが、彼の意思をついで戦いを終わらせなければと気を奮い立たせ、再会したアスランと共にエターナルを隠してある宇宙へと上がる。そこでストライク・フリーダムとインフィニテイ・ジャステスを受領するが、その動きを感づかれたザフト軍より総攻撃を受けてしまう。彼女を何とか地上に戻そうとバルトフェルドとアスランが出撃したが、最後の最後でバルトフェルドは戦死。
 悲しみをこらえ、地上に戻ったとき、彼女を暖かく迎え支えてくれたミーアに心打たれ、互いにはなくてはならない友人同士となる。対キラ戦では彼が生きていた事に大喜びをするが、彼が自分を失っている事を知ると半狂乱になってしまう。だが傍にいたミーア、そしてフレイの魂に導かれ、ユウナの協力を得てキラへの想いを歌い、彼を正気に戻すこと成功する。
 キラとの再会に自分の想いを再び自覚し、キラをこれ以上戦わせたくないとさえ思ったが、逆にキラに諭され、ストライク・フリーダムを託す。

 最終決戦では新たなる協力者、ドムトルーパーたちとともにバルトフェルドの不在を埋めるようにエターナル艦長として戦った。

 戦後、クライン派に全てをたくし、キラと共に再び孤児院に身を寄せた。
ミーア・キャンベル
 ラクスの替え玉として民衆を導いてきたが、想いを寄せるアスラン暗殺事件をきっかけに議長に不信を持つようになる。それでも光の中にいたいという願望からとどまろうとするが、アスランに連れ出され、ミネルバに身を寄せた。
 アスランがステラのデストロイ戦後、MIAとなった事に悲しみにくれる毎日を送っていたが、AAにいるとの連絡を受け、導かれるまま脱走、そのままAAにとどまった。
 AAでは憧れのラクスと出会うが、今までの罪悪感と本物への畏怖によりほとんど口を聞く事はなかった。キラの行方不明に取り乱しながらも気丈に振舞うラクスを見たきっかけで、崇拝していた存在に人間味を見出したミーアは宇宙から戻ってきたラクスを暖かく迎え、友人と恋人を同時に失ったラクスを支えた。そしてキラとのデストロイ戦ではラクスを励まし、彼女を導くように歌った。
 最終決戦直前、アスランに想いを告げようとしたが、彼のカガリへの想いを知り、想いを告げることなく身を引く。戦闘中は疲弊したクルーを励まし、彼らの士気を上げた。

 戦後はミーア・キャンベルとしてアイドル・デビューを果たし、プラント、地球国家間でラクス時代をしのぐ絶大な人気を得る。オフの日にはお忍びでふぁんたむ・ぺいんに顔を見せてくる。
 ラクスとは仲の良い親友。

メイリン・ホーク
 タリアが離艦の有無を問うたとき、姉のアスランに対するふがいない態度への怒りと姉への対抗心からレイと共にミネルバを降りる。
 アビーと共に新艦のオペレーターとして活躍するが、姉の不在や知り合いが少なくなった分、心細さか、レイについてまわるようになる。そうしているうちにクローン人間として苦悩する彼の影の部分に気づき、自分が支えてやらなければと決心する。その後何かと世話を焼くようになると、兄に向ける思慕の感情から恋に変わるまでそう長くはかからなかった。
 キラ戦の際、戦意喪失したレイに呼びかけ、収容し、自分の価値を見失ってしまったレイに真摯な想いをこめてそばにいた。最終決戦の際は彼に想いを告白し、自分の元へ帰ってきてくれと告げて見送った。最終戦闘では姉のサポートに回り、連合やプラントの巴戦で姉との二人三脚張りの活躍を見せた。

 戦後はオーブの管制塔でオペレーターとして活躍、アイドル並みの人気を誇る。プライベートではレイを積極的に引っ張りまわすが、肝心なところはきちんと彼を立てるなど良賢妻母の片鱗を見せる。

ユウナ・ロマ・セイラン
 カガリの幼馴染。
 ワガママで外交に関してはまるで役に立たないが、内政や経済に関しては優秀な能力を誇る。
 前大戦で連合に焼かれ、荒廃したオーブの救援に尽力を尽くしてカガリが宇宙から戻るまでの間、復興の足場を作った功労者でもある。オーブ崩壊直後の凄惨な国を目の当たりにしたトラウマのため、国に戦火が及ぶ事を人一倍恐れる。

 カガリがAAにさらわれてから父親と共にオーブの政権を握ったが、政治はほとんどは父親が動かしていた。シュミレーション上の戦略は優秀ではあったが、実戦の乏しさによる采配ミスから、クレタ戦でトダカをはじめとする優秀な部下を失い、一部オーブ兵の離反を招く。

 帰還したオーブ兵の収容・治療のとき、雇っていた傭兵から瀕死のアウルの存在を知り、エクステンデットと知ったユウナはかの研究と連合に対するけん制のために秘密裏に保護する。

 更にデストロイ(ステラ機)によるベルリン襲撃では連合から要請に部隊を派遣、その際、シンによって撃墜され、瀕死のキラを偶然拾う。フリーダムまで収容する余裕はなかったものの、カガリの行方をつかむためにとキラを収容して治療するが、連合にキラを収容した事がばれ、その身柄の引渡しを要求され、要求を飲まなければオーブを攻撃するという脅しをうける。元々キラの存在を危惧していた事も在り、ユナはカガリのオーブ到着を待たずに彼を連合に引き渡してしまう。だが不幸中の幸いというべきか、同時期に療養中だったアウルの存在は気づかれていなかった。
 カガリがいったんオーブに立寄ったときはキラを引き渡した事を白状させられ、険悪な空気となったが、カガリを母と勘違いし、その場に乱入してきたアウルにその場をうやむやにされる。

  キラのデストロイ戦では責任を感じ、AA側に連合の通信コードを横流ししてキラとAAとの通信をつなぎ、キラが正気に返るきっかけを作る。
 
 カガリが再びオーブに戻ったあとは、複雑な感情を抱きながらその隣でAAの行く末を見守った。

 戦後はカガリの外交の傍らで内政に尽力を尽くし、アスランとは敬遠の仲ではあるが、互いに認め合っている。カガリが忘れられないため、独身。

 ちなみにアウルの「ハゲ予備軍」という言葉は、アスランに対してユウナが吐いていた言葉からきたものである。